近くの池に渡り鳥が飛んできました。
この池にはオシドリもきます。
去年でしたか、三脚を立てて望遠レンズで写真を撮っている方に
訊いたときにカメラを覗かせてくれました。
オシドリがたくさんいました。
この鳥たちはカモでしょうか。
時には100羽近く浮かんでいるときもあります。
春まで滞在し、いつの間にかいなくなります。
東北大震災の前に福島県に旅行した時に
夕暮れの空に雁行をみたことがあります。
一羽?を先頭に斜めに列を組んで飛んでいく形 < このような形です。
壮観でした。
オシドリやカモたちも渡るときには列を組むのでしょうか。
中には渡りをやめて留まる鳥もいるのかしら。
オスカーワイルド?の短編の「幸福な王子」に
宝石と金箔で覆われた王子の像が
貧しい人々のために、それらを少しずつ剥がして
運ぶことを燕にお願いするストーリーで
運び終わったときは冬で、渡る時機を失して
寒さに死んでいく燕とみすぼらしくなった王子の像が
残るというお話でした。
でも最後に救いがありました。
神が天使にこの町で一番尊いものを二つ持ってきなさいと
命じると、王子の心臓と燕の亡骸を持ってくるというお話だったような・・・。
フランスで起きたテロ事件で多くの方がなくなりましたが
憎悪の連鎖はどこかで断ち切っていかないと
終わりのない戦いが続いていくような気がしてなりません。
目には目をではなく
テロに対しては空爆をではなく
良い方法はないものでしょうか。
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