今日は義妹のお見舞いに。
病院での治療は終わったこともあり、
義弟は二人の息子家族とも話し合い、
あとは可能な限り自宅で過ごす選択をしたようだ。
病院ではコロナのこともあり、病室には義弟さえも入室できず、
廊下から様子を見るだけでこのままでは悔いが残ると思われたのかもしれない。
義弟の優しさが伝わってくる。
今は在宅医療と訪問介護で自宅で最期まで過ごすことができる。
医師は週一回、看護師が毎日点滴に通い、
介護士は週に何度か訪れているとのこと。
今日は午前中に頭も洗ってもらったようで
気持ちよさそうな穏やかな顔をしている。
夫のことも私のこともわかっているようでうれしい。
何か言ったが聞き取れないけれど。
起きているのかな思うとすぐに眠りにつく。
穏やかな日々を過ごしてほしい。ただそれだけを祈っている。
また来るからね,と告げると、
小さな声でそれでもはっきりともう帰るの?訊く。
夫は元気になったらビールを飲もうね,というと
かすかに笑った。
梅雨明けの空くれなゐの雲引きて (花)